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INDIAN CREEK 2015 後編
Parallel cracks continued to sky

【4日目】
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二日間自分の狙ったエリアに付き合ってもらったので、今日から女性陣の目標「Coyne Crack」のあるSuperCrack Buttressエリアに行った。アプローチが2・3日目ともに大変だったので、とても楽に感じた。

岩場には朝からたくさんの人。このエリアは駐車場にトイレが完備、優しいルートから難しいルートまで良好なルートたくさんあり、アプローチ簡単とあり、とても人気のあるエリアだ。
ここでは昨年は5.9位しかリードしなかった同行者がCoyne CrackなんとTOした!すごい進歩でびっくりした。

私は手が厚めなので苦労しそう、なので隣にあった四つ星のフィンガークラック「Finger in a Rightsocket」にOSトライする。このルートは約20m、出だしから最後までフィンガーサイズが続く。コーナークラックなのだが、レストポイント以外はクラックしか使えない真向ジャム勝負ルートだった。
ただ、4日も連続で続けて登ったことのない体は、悲鳴あげ途中でテンション、なんとかTOで終わった(T_T)

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SuperCrack Buttress「Unnamed」 5.9+ ☆☆ 30'
シンハンド~ハンド 体感5.9 OS

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SuperCrack Buttress「Finger in a Rightsocket」 5.11+ ☆☆☆☆ 60'
フィンガー 体感5.11d TO

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SuperCrack Buttress「Coyne Crack」 5.11+ ☆☆☆☆ 70'
シンハンド 体感5.10+らしい(私は登ってませんが本当か??)

※換算:1フィート = 0.3048m


【5日目】
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なんだか昨日の「Finger in a Rightsocket」がとても気になる。今日も女性陣は「Coyne Crack」を登るそうだ。しめしめまたトライできる(^_^)/

アップで「Unnamed」、その後「Finger in a Rightsocket」へ!
だが核心部分でよたよたし、黄エイリアン足下で「テンション」と言ってしまった。久しぶりのフォールにドキドキした(あー怖かった)やはり連続で登ってきたので体のよれがはんぱでない。(こんな疲労感で登ったことはないよ。。。)
明日はソルトレイクに向かうので、ここでのトライは次がラスト便、レストし気合充分で登ったが、あと一手マントル返す手前で力尽きフォールした。今度は緑エイリアンで7mぐらい吹っ飛んだ。。。(緑エイリアンでこんなに落ちたの初めてだ、意外と止まるの再認識)

明日はモアブ周辺のWall Streetで、まったりクライミングしソルトレイクに戻る予定、残念だったがスペインから来てたシルビアに「がんばった、がんばった」と言われ救われた。
いつもニコニコの彼女らはクライミングを心底楽しんでいる。登れなくったって楽しければそれでよし!日本人にありがちな一つのルートに根詰めてトライはしないようだった。明るい会話に登れなかったが充実感がこみ上げてきた。

昨日は「Coyne Crack」に登らなかった仲間がトライした。そしてTO、これも驚いた。二人ともリフレッシュした体であれば次はRPできるだろう。

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帰り道、時間とともに悔しさこみあげてきた。それを察した同行者が、「明日も行ってもいいよ」と言ってくれた。牛たちにも「MOW」一度がんばれよ!と言われたようだ。
だが体のよれがはんぱでない、でも登りたい。明日の朝まで返事待ってもらうことにした。

SuperCrack Buttress「Unnamed」5.9+
SuperCrack Buttress「Finger in a Rightsocket」5.11+ 2回
SuperCrack Buttress「Coyne Crack」5.11+ (私は今日も登ってません)


【6日目】
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結局疲れはあるが登りたい気持ちのほうが強く、もう半日付き合ってもらうことになった。
6日連続のクライミングに体のよれは容赦なく襲ってくる。アップは最高によれよれだ。5.9で息が上がる(実はここインディアンクリークは標高1700mあり小川山なみなのです)

そして正真正銘のラストトライ、パンプが最初から襲ってくるが、登りたい気持ちが強く途中のレストポイントで何度も回復試みる。ラスト数メートルは、気持ちと裏腹に体幹のよれが顕著でぼろぼろだったが、最後のマントル返しまで終えた。あとはハンドジャムで終了。
だが行けたと思った瞬間、何と一度もなかったのに足が外れてしまった。数秒の無重力の後、足をロープに絡めたようで頭から落下、壁に頭を激突させ星が飛んだ。頭はヘルメットのおかげで多少の違和感で済んだが、なければどうなっていたことか。
結果的にRPできなかったけど、出し切ったクライミングができ満足だった。久しぶりに充実したトライだった。

最後に「Keyhole Flakes」登る。
ただフォールでもして頭に衝撃与えたくないので、TRにしてもらい最後のクライミング楽しんだ。これが高度感すごくてしかもナイスなジャムサイズ、最高のクライミングで終わることができた。

SuperCrack Buttress「Unnamed」5.9+
SuperCrack Buttress「Finger in a Rightsocket」5.11+

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SuperCrack Buttress「Keyhole Flakes」5.10 ☆☆ 80'
シンハンド~フィスト 体感5.10b


【ソルトレイクへ】
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いよいよ本当にINDIAN CREEKともお別れ、帰り道はソルトレイクまで300マイル(480km)のドライブ。
途中昨年登ったWall Streetにたちより、久しぶりの絶景にまたまた感動した!
帰路、飛び石でフロントガラスにひびが入るアクシデントもあったが無事走破、ソルトレイクに到着。(何があるのかわからないので保険はフルに入ってたほうがよいです)
一週間で2000km乗ったCHEVROLET EQUINOXともお別れ、何だか愛車を下取りに出すようでさみしかった。


【日本へ】
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ソルトレイクで一泊し、翌日朝サンフランシスコ経由で成田までのフライト。
乗り継ぎで立ち寄ったサンフランシスコは、2011年のヨセミテ以来、懐かしい景色がよみがえった。
空港内で最後にアメリカンなハンバーガー食べたが、とってもおいしかった。ただこの後の飛行機で離陸後すぐに夕食の提供があり、あまり食べられなかったことが失敗だった。


【終わりに】
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天空に届きそうなパラレルクラック、レンガ色の壁、コバルトブルーの青空、影の明暗、どこまでも続く地平線、岩の迫力や姿に圧倒されっぱなしでした。
どのルートも長くきれいなクラックが続き、クラック好きにはたまらないルート目白押しです。
そして誰にでもフレンドリーなMOABの人々、道路も生活エリアの牛たち、いろんな温かさにふれました。

クライミング自体、目標には遠く及ばなかったです。普段から毎日のようにクライミングしてなければ、海外だかっらって突然上達するわけでもないので、普段の自分がでました。短期間で成果だすのは難しかった。
登れる期間が一週間も無いので、壁に慣れた頃帰国となってしまいます。正直、もう一週間いれればもっと楽しめそれなりの成果も出せたかもしれない。だが会社員で2週間も休暇となるとそれは厳しいかな。。。
フルタイムクライマーが、海外遠征でどんどん強くなっていくのがなんとなく実感できたツアーでした。

また来年も行きたいなぁ!


【フライト】
○往路 ANA 羽田 ~ ロサンゼルス ~ ソルトレイクシティ 
○復路 ANA ソルトレイクシティ ~ サンフランシスコ ~ 成田
※アメリカ国内はユナイテッドのコードシェア便

どの航空会社もソルトレイクまでの直行便はありません。(一部経由便あるが時間的には変わらなそう)
羽田発は空港までのアプローチがとても楽でいいですね。

【レンタカー】
○Alamo
CHEVROLET EQUINOX
ソルトレイクシティ ~ モアブ 240マイル
モアブ ~ インディアンクリーク 60マイル

道の作りが合理的で日本に比べとても走りやすいです。そして歩行者にはとても優しい運転です。
郊外では一般道の対面通行でも65マイル、約105kmで走行しています。
追い越し可能区間もありますが、スピードレンジは高いので、対向車が見えるとあっという間にすれ違うスピードです。無理は禁物です。

【ギヤショップ】
○GearHeads
http://www.moabgear.com/
○Pagan
http://paganclimber.com/moab/

ギアヘッドはアウトドアグッズが何でも揃ってます。水を無料でもらえます。テント泊の場合、こちらでもらう人が多いようです。
ペイガンはクライミングギアが豊富です。
どちらもクライミングシューズは、あまり種類置いてなかったです。

【トポ】
○INDIAN CREEK A CLIMBING GUIDE(Camalot Edition)
フレンズ Editionもあるようなので、キャメロットに慣れてる人は注意
○HIGH ON MOAB
モアブ周辺のクライミングトポ、「Wall Street」・「Castleton Tower」など

【モアブ周辺の観光】
アーチーズ国立公園
http://utah.com/arches-national-park
昨年行きましたが、奇跡のような岩がごろごろ、ここは一見の価値ありです。

【宿泊】
○ラスティック イン(Rustic Inn)
○リバー キャニオン ロッジ(River Canyon Lodge)2014年利用

昨年、今年ともにモーテルを利用
短期滞在ですので、クライミングに集中するため利用しました。
経費節減の場合は、現地でテント泊できます。ただ日本のキャンプ場みたいに水はありません。

【モアブでの食事】
○MoabGrill アメリカの伝統的な食事
http://themoabgrill.com/
○Szechuan Restaurant 中華
○PastaJays イタリアン
http://www.pastajays.com/pages/moabmenu.php

MOABは観光地ですので、他にもたくさんのレストランがあります。前回はメキシカン料理、カフェ、ステーキハウスなどにも行きました。他に日本でもおなじみのマクドナルド・ケンタッキー・バーガーキングなどのファーストフード店もありますが、味は同じなのですが量がはんぱでないです。
スーパーも何店かあり、昼食はいつもスーパーで買い出ししてました。
岩場が乾燥してますので、クライミング中に食べる果物がとても美味しいです。


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INDIAN CREEK 2015 前編
Parallel cracks continued to sky

【はじめに】
前回のインディアンクリークから一年、今年も行ってきました彼の地へ。
昨年は初めてでいるだけで満足だったのですが、今回は各自目標持ちインディアンクリークの岩場にエリアを絞りこみ登りに行きました。
自分の目標は5.11のオンサイト、5.12のレッドポイントです。正味5日半でどこまで登れるのかな?
期間は2015年10月10日(土)~10月18日(日)です。


【モアブへ】
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羽田発のANAでロサンゼルスまで9時間半の移動、機内食はとても美味しかった。キャビンアテンダントの皆さんはとても親切で、快適な機内の時間となった。

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ロサンゼルスでは次の日の早朝便までしばし滞在。ロスのタクシーはプリウスだらけだった。
夕食のハンバーガーは、今回の旅のなかでも一番と言えるほど美味しかった。

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翌朝、ロサンゼルスからソルトレイクまで移動、ユナイテッド航空のコードシェア便だったがとても小さな飛行機。搭乗30分前、突然のゲート変更に戸惑ったが無事離陸、ソルトレイクまではあっという間だった(熟睡。。。)

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ソルトレイクでレンタカーの手続き済ませ、モアブまで240マイルの旅が始まった。
一年ぶりの運転はいきなり高速からで正直びびるが、前回の運転のおかげで郊外に出るころには運転には慣れた。

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快調に飛ばすこと数時間、後半は疲れに鞭打ち19時ごろにはモアブの町に到着。一年ぶりの風景に皆感動ひとしおだ。
チェックイン後すぐにクライミングショップに行きロープを物色。今回は130フィートのルートを登る予定だったので定員さんに相談、80mロープを購入となった。クライミング人生最長のロープだ。


【クライミング1日目】
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昨年は立ち寄った「NEW'S Paper Rock」、今回は早く岩場に行きたくて誰も目もくれない。
駐車場に着けば懐かしい景色が大パノラマで広がっていて感動した!

見渡すと、人気ルートの「Generic Crack」には誰もいない。これは行くしかない!
ところが早速取り付くも日当たり良すぎでみな熱中症症状に、アップ失敗。

次に行った日陰で涼しい「The Cave Root」、幻想的な光が差し込みとてもきれいなクラックだ。ただ赤キャメサイズが延々続く、男にはつらいルートだった。。。


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Donnelly Canyon「Generic Crack」5.10- ☆☆☆ 120'
ハンド~Offwidth 体感5.10b 再登 120'(フィート)=36.58m
換算:1フィート = 0.3048m


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Battle of the Bulge「The Cave Route」5.10+ ☆☆☆ 80'
シンハンド 体感5.11a OS(オンサイト) 別名:男はつらいよ


【2日目】
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今日は始めてのエリア、Cat Wallへ。
地元クライマーが一人も岩場にいなく、目当てのルートにつくまでに一苦労、だが岩を見たらあまりの迫力にまたも感動!

お目当ては「King Cat」、岩場基部から数十mの高さに張り出したルーフクラックだ。
このルート周辺は手軽なアップルートもなく、太陽がさんさんと降り注いできたのであわててオンサイト狙いでとりついたが、やはりそんなに甘くなく、ルーフ手前でこてんぱんにやられた。
キャメ3番サイズのすかすかハンド、得意だった幅なのに傾斜がきつく手が抜ける。ルーフも同様のすかすかハンド、しっかり決めたつもりがムーブ起こすと抜けてしまう始末。オンサイトできるほど甘くなかった。
TRをセットし皆に登ってもらうが、時差ぼけの疲れで皆疲労感一杯、今日はこの後レストにし明日に備えることに決定した。

まだ時間早いので誰もいない駐車場?でドローン飛ばしまくった!日本と違い周りに遮るものもなく、人もいないのでとても気持ちよく飛ばすことができた。ただ映像的には酔いそうな撮り方でダメダメだった。


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Cat Wall「King Cat」5.11+ ☆☆☆☆ 85'
フィンガー~ワイドハンド 体感5.12a TO(トップアウト)


【3日目】
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今日は、前日のCat Walからみつけた日陰の4×4エリアに行く。ここでは涼しく一日快適に過ごすことができた。初めての混雑した岩場で言葉はあまり分からなかったのだが、地元クライマー・スペイン人・イタリア人の方達と何となくだがコミュニケーションとれ、とても楽しかった。(この後最終日までスペインのシルビアと毎日会うこととった。別に示し合わせたわけでもないのにすごいことだった!)

アップで「Country」、ところが予想より大変でアップにならなかった。

そして今回の目標「4×4」をオンサイトトライ。ルーフ抜けた後が悪かったが踏ん張りオンサイトできた。
最高!!!ルーフでのフィストは迫力満点だ!

次に「Take10」 5.10+、ワイドクラックにチャレンジ。だがワイドに入る前にプロテクションとれず、踏ん切りつかず降りてしまった。あとからTRでやったのだが無理に突っ込まなくてよかった。プロテクションとる予定のところが狭くセットできない、ここで落ちたらグランドだった。
その後のワイドも見た目より悪く厳しかった。ワイドは恐ろしい!!
他に5.11+のワイドもやるつもりだったが、身の危険を感じやめにした。(このルートのために80mロープかったのに。。。)

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4×4 Wall「Country」5.10 ☆☆ 50'
シンハンド~ハンド 体感5.10b/c OS

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4×4 Wall「4×4 」5.11- ☆☆☆☆ 80'
ハンド~フィスト 体感5.11b OS

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4×4 Wall「Take5」5.10 ☆☆ 60'
フィンガー~ハンド 体感5.10c(私は登ってません)

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4×4 Wall「Take10」5.10+ 60'
ハンド~Offwidth 体感5.11a↑(リードし敗退、TRでなんとかトップアウト)
※Take5とTake10はトポでは逆に印刷されてます。



後編へつづく。。。



INDIAN CREEK DAY9
DAY9【帰国】

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6日間お世話になった部屋、広くて快適でした。

朝3時に起きチェックアウトをすませ、ソルトレイク国際空港へ向かいます。距離240マイルの長旅です。
夜間の運転は緊張しました。高速の片側7車線は、どこは知っていいのかわかりませんでしたが、良い経験になりました。着いてみれば、行きよりも時間が短く感じました。


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「ソルトレイク国際空港」でソルト(塩)買いました。


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帰りの飛行機の機種は何だったか忘れました。


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「グレートソルトレイク」、塩のようなものが沿岸に見えます。


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「シアトル・タコマ国際空港」
空港に降りるときにコンコルドが見えました。
キング群国際空港、ボーイング・フィールドの愛称で親しまれているようです。博物館などもあり時間があればよりたい場所です。


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エアバスA330-300、アメリカともお別れです。

何年も前から一度は訪れてみたかったクラッククライマーの聖地「INDIAN CREEK」、想像以上の場所でした。
パラレルクラックはとてもきれいでした。Moab周辺のクラックもたくさんの好ルートがありました。どちらも数日では登り足りません。また機会を作り訪れたいと思います。

クライミングも楽しかったですが、Moabの人々の温かさにとても魅力を感じました。



INDIAN CREEK DAY8
DAY8【INDIAN CREEK】

INDIAN CREEK行きました。午後は帰り支度や買い物などを済ませるため、午前のみのクライミングになりました。

【Donnelly Canyon】
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「Generic Crack」 5.10- 120' ★★★
このエリアの人気ルートで常に順番待ち、この日は1組取り付いていましたが聞くとちょうど終わるところでした。
それにしても皆フレンドリーで、日本の岩場の「先に取りついたものがおれの物」みたいに聞いてもムスッとしません。あとから来る人もゆっくりと順番待ってくれ、皆おおらかです。(自分も気を付けなければ)


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自分の手には狭めのハンドで、所々ワイドサイズが出てくる変化にとんだルートでした。人気があるのもうなづけます。


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大きな壁を独り占めしているような錯覚になります。


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堂々たる壁、上部はOffwidthで5.10になっています。


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「The Naked and the Gead」 5.8 40' ★★
マルチピッチの1Pめです。次に来たときには壁の最上部まで行ってみたいです。


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そして時間となり、長いようであっという間だったクライミイングも終了です。毎日快晴で雨に降られませんでした。
今度来たときには、一つのルートを限界まで攻めてみたい、自分の限界に挑戦してみたいと思います。ケガのない状態でこれるよう、しっかり体を作りこまなければ。


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MOABへの帰り道にあるちょとした観光所。この岩壁の中を掘り、中で住んでいたようです。

午後はMOABの町で買い物をすませました。明日は早起きして空港へ、そして日本へ



INDIAN CREEK DAY7(Indian Creek・Wall Street)
DAY7【INDIAN CREEK】 【Wall Street】

午前はINDIAN CREEK行きました。道中の運転は慣れ、周りの景色や牛たちの動きを見て楽しむ余裕も出てきました。

【Supercrack Buttress】
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「Supercrack」 5.10 100' ★★★★
このエリアの看板ルートです。と言うか世界的にも有名なクラックかもしれません。
天空まで伸びるパラレルなクラック、どこまでもきれいなラインでした。

混む前にと朝一で取り付きました。とても気持ちの良いクラックで大満足です。手の厚い男性には広めのハンドですが、女性だとフィストでとても大変なようです。同行者が言ってました、「一生分のフィストをした」と。。。


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「Unnamed」 5.9+ 30' ★★
短いながらも内容の濃いルートです。
日差しが強く登るのに厳しくなってきたので日陰のWall Streetへ移動しました。


【Wall Street】
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「Bad Moki Roof」 5.9 45' ★★★
こんなに被ったルーフでこのグレード???分かってしまえばですが、所見では大変!OSの良いところはこんなところにあらわれるのかもしれません。

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「Another Roadside Distraction」 5.10 40' ★★★★


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今日で「Wall Street」とはお別れ、道路からすぐの取り付きはとても快適でした。城ヶ崎の岩によく似た形状です。(岩の固さは全然違いますが)
岩は垂直にかけあがり、とても迫力のある岩場でした。



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